地区長あいさつ(内藤直栄地区長)
地区長として思うことは、いかに関係する人達とうまくコミュニケーションを取り、効率的な運営と地域のために心のこもった実のある事業活動ができればと考えています。
拠点としている南公民館は今年度新館長を迎えたわけですが、当初から意欲的、前向きに取組んでいただき、また、超ベテランで地域の信頼もあつい事務員、ピチピチで明るい指導員、そして、個性あふれ協力的な各自治会長や運営協議会の面々と安心・安全なまちづくりに挑戦しています。
地区長として思うことは、いかに関係する人達とうまくコミュニケーションを取り、効率的な運営と地域のために心のこもった実のある事業活動ができればと考えています。
拠点としている南公民館は今年度新館長を迎えたわけですが、当初から意欲的、前向きに取組んでいただき、また、超ベテランで地域の信頼もあつい事務員、ピチピチで明るい指導員、そして、個性あふれ協力的な各自治会長や運営協議会の面々と安心・安全なまちづくりに挑戦しています。
当地区は、海抜3mの水田地帯であり、駅よりの市街化区域は著しく変貌したが、南部の調整区域はのどかな田園風景を残している穀倉地帯である。
北はJR東海道線から南は国道150号線、東は見付岡田線(昔は御殿稲面といって今あるJA葬祭センターから御殿の一本松まで一軒も家がなかった。)
西は磐田停車場長野線(昔を知る人は軍用道路とも言う)沿いが地区内である。
朝、晩、農道には夫婦連れや犬との散歩姿が多く見られる。
自治会は、天竜、豊島、北島、千手堂、万正寺、上岡田、下岡田、上大之郷、中野、中野団地の9町10自治会で構成されています。
中に町の天竜と地区の天竜と混同している人がいるので沿革をふれておきたい。
明治22年天竜村、上岡田村、下岡田村、豊島村、中野村、千手堂村、万正寺村、北島村、上大之郷村の9カ村が合併豊田郡に所属後千手堂に役場を置き村名は知名度の高い天竜川の天竜をとり天竜村としたようである。
明治29年磐田郡に所属、昭和15年磐田町となり昭和23年磐田市となる。
表:地区人口変化
|
世帯数 |
人 口 |
昭和32年 |
480世帯 |
2,843人 |
平成元年 |
1,866世帯 |
6,764人 |
平成13年 |
2,684世帯 |
8,138人 |
平成23年 |
3,735世帯 |
9,549人 |
この表のように磐田南小学校周辺の宅地化による世帯数の増加、工業団地、見付岡田線沿いにホームセンター、スーパー、娯楽施設等の進出により大きく変化を遂げている地区でもある。
自治会活動については、南公民館運営協議会を中心に展開しているが、他地区と異なる点は、於保地区、天竜地区の2地区で南地区として成り立っており、公民館の運営協議会の会長は交互に務めていることである。
また、南部ブロックとして隣接の長野地区とも交流をもっており、今年度(平成23年度)は東日本の震災をうけ県下一斉の津波訓練をはじめて行い、これをもとに市長との対策検討会を実施した。
そして、正副自治会長による視察研修旅行も毎年、11月に行っており、今年は、県防災センターのTUNAMIシアターをはじめ防災に対する研修と,国会議事堂、NHKのスタジオパークの見学を実施した。
23年 | 4月 | ○ 新自治会長会 |
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4月 | ○ 体育部新旧本部役員会 | |
4月 | ○ 体育部総会 | |
4月 | ○ 運営協議会 | |
5月 | ○ 公民館グランド草刈り | |
5月 | ○ 運営小委員会 | |
5月 | ○ 津波避難訓練 | |
6月 | ○ 春の全市一斉環境美化行動 | |
6月 | ○ 運営小委員会 | |
6月 | ○ 市長との津波対策検討会(平成23年度事業) | |
7月 | ○ 運営小委員会 | |
8月 | ○ 運営協議会 | |
9月 | ○ 南地区体育の集い | |
9月 | ○ 敬老会 | |
9月 | ○ 運営小委員会 | |
10月 | ○ 市政懇談会 | |
10月 | ○ 運営協議会 | |
10月 | ○ 秋の環境美化行動 | |
11月 | ○ 公民館祭り | |
11月 | ○ 運営小委員会 | |
11月 | ○ 蓑笠供養祭 | |
11月 | ○ 南部ブロック視察研修会 | |
12月 | ○ 地域防災訓練 | |
12月 | ○ 運営小委員会 | |
24年 | 1月 | ○ 消防団との新年会 |
2月 | ○ 運営小委員会 | |
2月 | ○ 体育部反省会 | |
3月 | ○ 運営協議会 | |
3月 | ○ 新自治会長会 |
幕末の混乱時から明治の初め遠州一帯は非常な凶作に襲われ貧困にあえぐ農民らが年貢の減税を訴えたが聞き入れられず一揆を起こした。
年貢九分引きを認めさせたが代表6人は投獄され5人は後に解放されるが代表者の鮫島万平氏は獄中で生涯を終えた。
この義民をたたえた碑の前でこの日に遺族を招き法要を行っている。
南地区安心安全ネットワーク協議会は、犯罪のないまちづくりを推進すべく、地域ぐるみで自主防災活動を行なうために、平成19年11月、天竜地区、於保地区自治会により発足した組織である。
天竜自治会は、平成17年、広島や栃木において小学生が下校時に殺害されるといった痛ましい事件にいち早く反応し、小学校やPTA、警察、各種団体と協議し、平成18年4月より今日まで小学生の下校時見守り活動を継続実施している。
今回、地域の規範となるこの功績を表し、同協議会より感謝状を贈呈した。