地区長あいさつ(戸田早苗地区長)
平成22年度に向笠地区長を仰せつかり3年目を迎えました。
当地区は11の単位自治会からなり、かつての磐田原を色濃く残している照葉樹林帯の西側の原地帯には自動車関連の物流基地があり、東の太田川に挟まれた里地帯には、水田が広がりメロン・いちごなどの特産物の生産も盛んで、槇囲いの農家が点在し情緒豊かなバランスのとれた風景を醸し出しています。
当地区自治会の活動はそれぞれの自治会で選出された委員さんと連合会役員とで運営されています。毎年秋に計画されます向笠地区ふれあい祭りは公民館利用者団体の皆様の協力をいただき開催しています。今年も11月4日(日)に地区住民老若男女2千人余の人が集いバザーや模擬店が所せましと賑わい、公民館前の広場ではミニSLがたくさんの子供たちを乗せて走り、小学校体育館では芸能部門が日頃の成果を発表して多くのお客さまを魅了しました。また、公民館体育館において恒例のふれあいバザーを実施いたしました。今年も売り上げの一部をチャリティーとして磐田市社会福祉協議会へ寄付をいたします。公民館内ではサークル活動で養った作品を展示しています。
地域住民へのサービス提供は、これから急激な少子高齢化が進むなか福祉関係に重点がおかれ、自治会活動の原点であるべき姿、安全で安心な地域づくりの試案が計画こそできても実施の段階になると、現役世代との年齢のギャップが生じて活動に影響がでるのも事実です。当地区においても近い将来連合会の事務局を公民館内に設置をお願いして、毎月開催している定例の役員会に書記を出席義務化します。単に事務作業の効率を図るだけでなく、それぞれの委員会の調整を担う事により、無駄な事務費の削減と事業の円滑化に寄与するものと思われます。また、役員の経験不足から人材不足になりがちです。こうした理由から事務局のあり方検討委員会を立ち上げ、他の地区を参考に議論を進めているところです。